千枚小屋から荒川三山と赤石岳避難小屋まで
2021.08.27
南アルプス縦走 2日目
【千枚小屋~千枚岳~丸山~東岳(悪沢岳)~中岳~前岳~荒川小屋~小赤石岳~赤石岳~赤石岳避難小屋】
昨日の疲れが多少残る中、早めの出発となります。
今日は南アルプスの百名山で未踏の2座に挑戦します。
最大の楽しみである二日目の稜線歩きの天候がこの山旅のキーポイント!
幸いにも天候に恵まれ、最高の山行になりそうです。
<水場>
変な一コマから入ってごめんなさい。
千枚小屋の水場です。
昨夜、神奈川の方から教えてもらいました。
グーグルマップに入れておきます。
<富士山>
もうすぐ日の出です。
<もう一コマ>
<赤石岳>
千枚岳からの一コマ。
手前は小赤石岳。
<千枚岳 標高2,880m>
千枚岳頂上から見る悪沢岳。
手前に丸山。
<三等三角点>
<おっぱい>
みたいな、笊ヶ岳。
(^^
<タカネマツムシソウ>
<タカネナデシコ>
<白花タカネビランジ>
<梯子>
丸山に向かいます。
<後の人>
丸山側から振り返る。
<塩見岳>
<富士山>
<丸山山頂>
<これから向かう>
悪沢岳です。
<振り返る>
丸山。
本当にまあるいですよね!
<トウヤクリンドウ>
<ミヤマコゴメグサ>
<荒川東岳 標高3,141m>
悪沢岳山頂に到着です。
<失礼して一枚>
真っ青な空に吸い込まれそうです。
<御嶽山>
<槍ヶ岳>
肉眼では確認できても、手持ちのバカチョンに収めるのは大変です。 (^^
<パノラマ>
左から、甲斐駒ヶ岳、間ノ岳、西農鳥岳、農鳥岳になります。
<富士山>
下界は分厚い雲の下なのでしょう!
この、もこもこ感が好きです。
<オベリスク>
鳳凰三山の地蔵ヶ岳です。
<これから向かう>
中岳と前岳になります。
<振り返る悪沢岳>
こちらからも立派な姿です!
<中岳避難小屋>
です。
<荒川中岳 標高3,083m>
山頂です。
<三等三角点>
荒川三山唯一の三角点です。
<さて>
荒川小屋への下降地点まで下りてきました。
手前の道しるべを左に下ると荒川小屋になります。
正面が荒川前岳で山頂が見えてます。
ここは是非とも寄り道して、三山踏破と行きたいところです!
<荒川前岳 標高3,068m>
「あっ」と言う間の到着でした。 (^^v
分岐から150mぐらいです。
<見えてきました>
荒川小屋の赤い屋根です。
かなり下ります。
小屋の下には、テン場も確認できます。
<小屋手前の水場>
とても冷たい水が「これでもかー!」っと流れてました。
ここで喉を潤し、ついでに水を確保いたしました。
<荒川小屋>
立派な小屋です。
先ほど確保したので、水場は確認しませんでした。
そのままスルーします。
<冬季開放小屋>
です。
コ〇ナのために営業してませんが、こちらを開放してくれています。
有難いことです。
<扉が開いていたので>
失礼して一枚。
とても綺麗でした。
そして、近くでラジオの音がしたので「変だなー?」と思ったら、管理人様がトイレ掃除をしていました。
普通に頭が下がりました。
<ナナカマド>
<赤石岳方面>
荒川小屋を後にして、赤石岳を目指します。
この辺りで小腹を満たし前に進みます。
<大聖寺平>
です。
ここに来て、嫌なことを思い出しました。
4年前の8月3日は最低でした!
ヤ〇プラでこちらへの最短コースにまんまと引っ掛かりました。
って言うか、自分がアホなだけでした。 (^^;
悪沢・赤石を湯折登山口から泣く泣く敗退
は、ヤマヤではなく、サワヤさんの領域でした。
みじめな結果に終わったヤマログを見て、笑ってやって下さい。 (^^
<ウスユキソウ>
日陰にひっそりと咲いていました。
<赤石岳>
を目指します。
手前に大きくみえるのが小赤石岳。
その先のおできみたいのが、赤石岳になります。
<小赤石岳 標高3,081m>
やっとの思いで到着です。
<小赤石岳から見る>
赤石岳です。
まだまだ遠くの存在なのですが、左ひざに違和感を感じます。
何だか左の足が上がらなくなっているのです。 (^^;
<赤石岳 標高3,120m>
を踏みます。
下に見えるのが、赤石岳避難小屋になります。
<そしてお決まりのポーズ>
何とか踏ん張りました。
<一等三角点>
なんでも、一等三角点最高峰だそうです。
3,120.53mとのことです。
<赤石岳避難小屋>
流石に私の足では、赤石小屋まで下るのは無理でした。
でも、荒川小屋テン泊に比べ、明日の行程に3時間のハンデ―をいただき、神奈川の方には感謝でした。
小屋や避難小屋には、今まで一度も泊まったことが有りませんでしたが、とんでもなく快適でした。
<階段下には>
私の大好きな麦ジュースが沢山!
この際、期限なんて関係ありません。
<開放されてた二階>
整然として、とても綺麗でした。
私がくつろぎ始めたころに、ソロの男性が到着。
その方と楽しい一夜を過ごすこととなりました。
<泣かせるじゃありませんか>
<ここだけの話しです>
これ本当にアップしても良いのでしょうか!!
<本当に内緒です>
<そしてお米のジュースまで>
そんなには無理ですよー。
勘弁して下さ~い。 (*^^*
<と言うことで>
お言葉に甘えて、どん兵衛 きつねうどんと麦ジュースのロング缶。
本当に幸せでした。
<空が赤くなったので>
外に出てみました。
お団子が倒れそうでした。 (^^
<西の空>
日没です。
コースタイムと登山ルートなど
3Dコース
千枚小屋~悪沢岳~赤石岳避難小屋
※マウスホイールで縮小、右で移動
出典:地理院地図(電子国土Web)
https://maps.gsi.go.jp/
ぷち動画
※最新のブラウザが必要です
今回の情報
◆場所:千枚小屋から悪沢岳と赤石岳避難小屋
◆距離
水平距離:12.02km
沿面距離:12.53km
◆高度
最高高度:3151m
最低高度:2604m
◆獲得標高
上り:1236m
下り:733m
◆日時
2021年08月27日
04:20:00 ~ 15:40:46
◆所要時間
経過:11時間20分46秒
移動:6時間11分14秒
◆平均速度
全体:1.10km/h
移動:1.63km/h
お気に入りの4コマ
富士山 赤石岳 悪沢岳 日没
感想
今回の山旅のメインは、何と言っても森林限界での稜線歩き。
つまり、今日一日の行程にあります。
初日と下山日は景色が無いので、別にガスっても問題ありませんが、今日だけは絶対に譲れません!
天候が心配でしたが、星空が曇ることはなく、一晩中月の光でテント内も明るく照らされていました。
やはり、普段の行いが・・・ (^^v
早めに出発しましたが、写真を撮り始めるとなかなか前に進めません。
それにしても悪沢岳からの展望は最高でした。
南アルプスはもちろんのこと、中央や北アルプスまでが一望でき、とても幸せな時間となりました。
さて、荒川小屋をお昼前に通過したものの、大聖寺平あたりで考え直しました。
この先必死に急いでも、小赤石岳、赤石岳を踏み、赤石小屋まで下ることは今の状態では不可能と判断いたしました。
元々、荒川小屋テン泊の予定だったので、そこまで引き返すか?
昨夜、神奈川の方にいただいたアドバイスの選択肢に「赤石岳避難小屋」がありました。
「それだ! そーしよう!」っと言うことで、気持ちが落ち着きました。 (^^
「優柔不断なやつだ!」
「山をなめるなよー!」
おっとー、どこからか聞こえたような気がしました。 (^^;
ただ、小屋って初体験だし~、チョット恥ずかしいな~ (*^^*
何とか思い通りに、赤石岳避難小屋に到着いたしました。
少しくつろぎ始めたところに、ソロの男性が到着。
北海道の方で会社を1ヶ月お休みしての山行とのことでした。
山が大好きな方で、山の話しが尽きることは有りませんでした。
つづく