浅間山の外輪山黒斑山を車坂峠から日帰り

2021.07.22
浅間山の外輪山黒斑山を車坂峠から日帰り周回いたしました。
登りは表コース、下りに中コースを使います。

天気は最初良かったのですが、途中ガスが出て、お昼時には雨に見舞われる始末。
仕方ありません。
山の天気ですからー! (^^


車坂峠の案内

<車坂峠の案内>
登山口の広場に有ります。

黒斑コース登山口

<黒斑コース登山口>
案内板。
落し物のmont-bell。

登山届入れ

<登山届入れ>

登山口

<登山口>
こちらから入山します。

コース案内

<コース案内>
表コース(右手)から登り、中コース(左手)から下りてきます。

キバナヤマオダマキ

<キバナヤマオダマキ>
初めて見ます。

カラマツソウ

<カラマツソウ>
至るところで楽しませてくれます。

八ヶ岳

<八ヶ岳>
と右隅に蓼科山です。
朝は良く見えてました。

その蓼科山

<その蓼科山>

登山道

<登山道>
を進むと。

いきなり

<いきなり>
コマクサです。
驚きました。

アップで

<アップで>
可憐です。
良い時期に登れて幸せでした。 (*^^*)

MAPに場所を載せておきますねっ!

シャクナゲ

<シャクナゲ>
時期的には終盤です。

登山道

<登山道>
手入れが行き届いてます。
中コースより登り易いと思います。

シェルター

<シェルター>
程なく外輪山を登り切ります。

ここからは体に優しい、稜線歩きになります。

そのシェルター内

<そのシェルター内>

槍ヶ鞘

<槍ヶ鞘(Yarigasaya)>
逆光でした。

なんとも気になる

<なんとも気になる>
ぼっ起岩です。
ヤリのサヤ?
浸食されて出来たのでしょうか?

イワギキョウ

<イワギキョウ>

トーミの頭

<トーミの頭>
結構疲れました。

ここまでは針葉樹の中で、涼しい山歩きが出来ます。

お出迎え

<お出迎え>
しかも日本一が! 
ラッキーです。 (^^v

こちらは

<こちらは>
穂高連峰。
左から、前穂、奥穂、涸沢岳、北穂、大キレット。

そして

<そして>
槍ヶ岳。

黒斑山に0.4Km

<黒斑山に0.4Km>
とあります。

浅間山

<浅間山>
外輪山の稜線は針葉樹に覆われ景色こそ有りませんが、所々にビューポイントが有ります。

美しい姿です!

パノラマ

<パノラマ>
良い天気でした。
少し、噴煙が見えてるように思えます。

火山活動の監視装置

<火山活動の監視装置>
パノラマは、ここから撮りました。

そしてこれから向かう外輪山

<そしてこれから向かう外輪山>
中央が蛇骨岳、右に仙人岳、そしてJバンドです。

黒斑山

<黒斑山 2,404m>
山頂となります。

虫がいい話かも知れませんが、こちらで浅間山ゲット。
今後機会が有れば前掛山にも行きたいと思います。

失礼して

<失礼して>
こちらは、蛇骨岳山頂です。

五龍岳

<五龍岳>

鹿島槍ヶ岳

<鹿島槍ヶ岳>
双耳峰です。

赤岳と硫黄岳

<赤岳と硫黄岳>
その右に天狗岳、右隅は甲斐駒ヶ岳です。
天狗岳の後ろには、薄っすらと北岳。

オオジシバリ

<オオジシバリ>

仙人岳

<仙人岳>
から見る、浅間山。

そろそろガスの出番です。

この先は

<この先は>
火口から2Km以内。
大丈夫かとは思いますが、少し覚悟は必要です。

Jバンド方面

<Jバンド方面>
浅間山は毒ガスに覆われました。
右隅は剣ヶ峰。

Jバンド

<Jバンド>
急な岩場を下ります。
たまに浮石が有りますので、注意しましょう。

こんな感じ

<こんな感じ>
を下ります。

登る人

<登る人>
Jバンドを登る人。
中央やや左に、緑色のリュックを確認。

全容

<見上げる>
Jバンド。
青いリュックの人。

浅間山

<浅間山>
カルデラ内より。

オオジシバリ

<オオジシバリ>
もう一コマ。

トウゲブキ

<トウゲブキ>

カルデラ内の散策

<カルデラ内の散策>
平な登山道ですが、日陰が有りません。

立入禁止

<立入禁止>

看板

<看板>
現在は立入禁止なのです。

途中前掛山へ向かう人を数名見かけましたが、今回は見送ります。 (^^;

バイケイソウ

<バイケイソウ>

この先は

<この先は>
火口から2Km以内。

やっと、圏外に出ることが出来ます。
胸をなで下ろしました。

賽の河原分岐

<湯ノ平口>

現在地

<現在地>
これから、右手に舵を切り、手強い草すべりに向かいます。 (^^v

草すべりを見上げる

<草すべりを見上げる>
先を行く人。
えらく急なので、滑らないようにしましょう!

ムラサキタカネアオヤギソウ

<ムラサキタカネアオヤギソウ>
別名:タカネシュロソウ。

シロバナタカネグンナイフウロ

<シロバナタカネグンナイフウロ>

シャジクソウ

<シャジクソウ>

アザミ

<アザミ>
の、お饅頭。

ウスユキソウ

<ウスユキソウ>
沢山咲いてました。

キバナヤマオダマキ

<キバナヤマオダマキ>
下から見ると、スイセンのようにも見えます。

キバナヤマオダマキ

<キバナヤマオダマキ>
沢山咲いています。

草すべりから

<草すべりから>
見上げる。

ハクサンフウロ

<ハクサンフウロ>

見えました

<見えました>
駐車場近くまで下りてきました。
既に、満車でした。

カラマツソウ

<もう一度>
カラマツソウ。

お花

<お花>

バス停

<バス停>
高峰高原ホテル。

ビジターセンター

<ビジターセンター>

その駐車場

<その駐車場>


コースタイムと登山ルートなど

登山口        4:55
コマクサ群生     5:55
避難小屋       6:35
トーミの頭      6:55~7:00
黒斑山        7:15~7:20
蛇骨岳        7:45
仙人岳        8:10~8:15
Jバンド       8:45
賽の河原分岐     9:30
湯ノ平口分岐     9:50
草すべり       10:15
トーミの頭      11:05~11:30
登山口        13:00

断面図

ダウンロード


3Dコース

車坂峠から日帰り周回
 ※マウスホイールで縮小、右で移動

3D画像 3D画像
出典:地理院地図(電子国土Web)
https://maps.gsi.go.jp/


ぷち動画


※最新のブラウザが必要です


今回の情報

◆場所:浅間山(黒斑山)
◆距離
 水平距離:11.38km
 沿面距離:12.07km
◆高度
 最高高度:2402m
 最低高度:1964m
◆獲得標高
 上り:841m
 下り:841m
◆日時
 2021年07月22日
 04:53:28 ~ 12:59:10
◆所要時間
 経過:8時間05分42秒
 移動:5時間33分18秒
◆平均速度
 全体:1.49km/h
 移動:2.00km/h


お気に入りの4コマ

いきなり 浅間山 Jバンド お花

いきなり 浅間山 Jバンド お花
 


感想

正直噴火が怖くて、なかなか近寄りがたい存在でした。
現在浅間山は噴火警戒レベル2で、前掛山へは立入禁止となっております。
今回は外輪山の黒斑山を登って、浅間山クリアーとしたいのです。

表コースの途中、思いもよらずコマクサの群生に出合い、あの可憐な姿に心和みました。 (*^^*)
登山道は良く整備されていて歩きやすいです。

トーミの頭に着くと、浅間山が突然目の前に現れます。
美しい姿です!
そこからは外輪山の尾根歩きを楽しみます。
尾根と言っても針葉樹の中、視界こそ有りませんがとても涼しく快適です。

蛇骨岳辺りからは視界が開けます。
天気が良かったので沢山の百名山達が出迎えてくれ幸せでした。

Jバンドを下ると平らなカルデラ内に突入です。
日陰が無いので、暑い日は大変でしょう!

立入禁止の「賽の河原分岐」を通過し「湯ノ平口分岐」に進みます。
こちらを右に進むと、泣く子も黙る草すべり。
断面図を見ると、その急登さが分かると思います。

そこを登り切り、トーミの頭で「はらごしらえ」と思いきや、突然の雨に見舞われます。 (--

下りに使った中コースは少し荒れていて、コース外の踏み後をたどる所が多いです。
特に危険な場所は無いと思います。

下山後は「あぐりの湯こもろ」で汗を流し温泉天国を満喫します。
その露天風呂から浅間山を見上げると真っ白な雲の中!
雷が何度も落ちて、まるで天国から地獄を見ているように思えました。 (^^;

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