北岳を広河原登山口から北岳山荘にテン泊で
2015.07.20
奈良田から広河原までの山梨交通バスを使い、北岳を広河原登山口から登りました。
テン泊縦走で、北岳と間ノ岳そして農取岳まで登り、駐車場まで下る計画で出発しました。
白根御池小屋あたりまでは青空の見える良い天気でしたが、八本歯のコルまでくると怪しい天気に一変し、今まで経験したことの無い恐怖の一夜に・・・
<1日目>
奈良田駐車場はとても大きいです。
無料となっております。
<バスのりば>
始発は5:32とあります。
<バス待ちの行列>
長い列ができています。
<列>
同じ列でもこちらは・・・
<乗車券>
係員が列の先頭から販売し始めます。
<広河原>
到着しました。
建物は広河原インフォメーションセンターになります。
<ロータリー>
振り返る。
<北岳登山口>
インフォメーションセンターの左手が登山口になります。
<広河原>
少し歩いてきました。
<ゲート>
通過します。
<吊り橋>
その先の長い吊り橋を渡ります。
<広河原山荘>
<道しるべ>
白根御池小屋・北岳方面です。
<白根御池小屋>
南アルプス市営です。
沢山の登山客でにぎわっていました。
<白根御池>
テン場が有り、数張りが設営済でした。
ここから急な登りになるので、荷物をデポしてのアタックでしょうか?
<二俣>
皆さんが休憩中でした。
<オカタイトゴメ>
<もうすぐ8月というのに>
このあたりから残雪が目立ってきます。
<ガス>
風が吹き出し怪しげな天候になってきました。
<丸太の階段>
やがて雨も降りだす始末。
滑ると危険です。
<八本歯のコル>
ここを右手、北岳山荘方面に登ります。
山頂も山荘も1時間20分とあります。
風が強まり、レンズが水滴で・・・
<前を行く人達>
続く階段。
<雨と風>
寒くなってきました。
<やばい>
山荘に向かうトラバースです。
ここは危険!雨でなおさら。
滑ったらアウトです。
<お花畑>
この後写真を撮る余裕が有りませんでした。
北岳山荘では強風で設営が本当に大変でした。
飛ばされないよう張り綱を大きな石に縛り付けました。
その後西風が更に強くなり、一晩中おさまることはありませんでした。
ビュービュー、ガタガタ! (๑˃̵ᴗ˂̵)
まじで山荘に避難とかも考えましたが、テントが飛ばされると大変なので、人間重石?に徹しました。(^^;
<2日目>
ろくに寝ることもできす、朝がきました。
その強風はおさまることを知らず、ゴーゴーと更に吹き続けています!
既に縦走する気持ちなど、どこかに吹き飛んでいました。
ここはおとなしく、しっぽを巻いて撤退です。 (^^;
<北岳山荘をバックに>
テン場の風景を一枚。
ハイマツの中に有ります。
尾根の東側で、尾根より低い位置に有るので、直接の西風は受けないはずなのですが・・・
撤収時もテントや荷物を飛ばされないよう、細心の注意をはらいます。
<山梨県 北岳山荘>
失礼して一枚。
<百歩譲って>
帰り道、昨日登ることが出来なかった北岳の山頂を踏むことにします。 (^^
<北岳>
北岳を写したつもりです。 (^^;
山頂はガスの中。
<振り返る>
少し登って振り返りました。
テン場は尾根よりあんなに低いのに、テントが吹き飛ばされそうなのは・・・?
<道しるべ>
北岳山頂 約40分。
<道しるべ>
あと20分。
<ミヤマシオガマ>
<タカネツメクサ>
<シナノキンバイ>
<お花畑>
<北岳 3,193m>
<記念写真>
<三等三角点 白根岳>
っとあります。
<ハクサンイチゲ>
北岳草がよく似ているそうです。
北岳草は6月中旬~7月上旬とのことで、私には無縁です。
<肩の小屋>
見えてきました。
<甲斐駒ヶ岳>
見えててラッキーでした。
<こちらは>
鳳凰三山です。
<オベリスク>
<言わずと知れた>
<肩の小屋>
テン場の風景。
<お花畑>
<御池小屋>
半分下りて来ました。
皆さんがくつろいでいました。
<広河原インフォメーションセンター>
無事下山出来ました。
バスロータリーの一枚。
<バス停留所>
大変な待ち行列です。
バス、早く来ないかなー。
コースタイムと登山ルートなど
3Dコース
広河原登山口から登りました
※マウスホイールで縮小、右で移動
出典:地理院地図(電子国土Web)
https://maps.gsi.go.jp/
今回の情報
◆場所:北岳を広河原登山口から
◆距離
水平距離:14.39km
沿面距離:15.51km
◆高度
最高高度:3197m
最低高度:1521m
◆獲得標高
上り:1865m
下り:1849m
◆日時
2015年7月19日~20日
06:33:59 ~ 11:51:55
◆所要時間
経過:29時間27分21秒
移動:6時間49分10秒
◆平均速度
全体:0.53km/h
移動:1.78km/h
お気に入りの4コマ
吊り橋 丸太の階段 北岳 甲斐駒ヶ岳
感想
自然の怖さを思い知りました!
本当に凄かったです!
撤収時に気が付きましたが、張り綱が石の角で擦れたのか、半分以上切れかかっており「ゾッ」っとしました。
間ノ岳チャレンジ時には、もう一度北岳を踏んでみようと思います。