飯豊本山と大日岳を川入登山口から日帰りで

2017.09.09
飯豊本山と、その先の大日岳を、川入登山口から日帰りピストンで登りました。
天気は朝から快晴で、山頂で多少ガスりましたが、大変に暑い一日になりました。
三国小屋から飯豊本山は見えませんでしたが、大日岳がとても高くて立派に見えちゃいました。
小屋の方から飯豊本山~大日岳は2時間だと伺いました。
この時点で大日岳のピークに立つ自分をイメージ。
予定していた本山往復+4時間なのである程度覚悟はしましたが、今までで一番大変な一日になりました。(^^;
そう言えば、三国小屋で百名山完登の方が居て、親友の方がくすだまを用意していました。改めましておめでとうございました!

お月様

<お月様>
3時過ぎて出発です。

御沢

<御沢>
飯豊山表参道の御沢まできました。

御澤

<御澤>
大きな杉の木が有ります。
3時半の映像です。
深い森、しかも真っ暗なので少し怖い気持ちです。(^^;

下十五里

<下十五里>

中十五里

<中十五里>

上十五里

<上十五里>

朝焼け

<朝焼け>

朝焼け

<朝焼け>

倒れた道しるべ

<倒れた道しるべ>

水場

<水場>
暗いのでフラッシュ焚きました。

左右分岐

<左右分岐>
水場から少し行くと分岐です。
左、三国岳方面に進みます。

ご来光

<ご来光>
5時40分です。
やっと明るくなってきました。

剣ヶ峰

<剣ヶ峰>
明るくなってきました。

三国岳

<三国岳>
山頂が見えてきました。

三国岳避難小屋

<三国岳避難小屋>
6時を回り到着です。
ここで、日本百名山完登の方にお会いしました。
親友の方が、前日から小屋で待っていたようでした。
手にはくす玉を持っており、おめでたい時間を共有できました。

大日岳への稜線

<大日岳への稜線>
左のピークが大日岳です。
本山から大日岳へ穏やかな稜線が続きます。

大日岳

<大日岳>
雲一つ無く、とても立派に見えました!

三国岳避難小屋でのひと時

<三国岳避難小屋でのひと時>
三国避難小屋の方は、左から二つ目のピークみたいなものが本山小屋と教えてくれました。
一日は短いので、お別れを告げ出かけることにします。

梯子

<梯子>
今日、初めてです。

振り返る

<振り返る>
少し進んで振り返ります。
三国避難小屋のオーナーと百名山完登の方そしてその親友の方の姿が確認できます。

切合小屋

<切合小屋>
磐梯朝日国立公園 飯豊連峰切合避難小屋です。

小屋前の水場

<小屋前の水場>

トイレ

<トイレ>

ハクサンコザクラ

<ハクサンコザクラ>

ヨツバシオガマ

<ヨツバシオガマ>

チングルマ

<チングルマ>

草履塚

<草履塚>
大日岳は遥か彼方です。

姥権現

<姥権現>

トリカブト

<トリカブト>
大日岳をバックに!
至る所に咲いているトリカブト。

群生

<群生>
もう一枚!
とても綺麗です!

本山小屋

<本山小屋>
到着しました。

素晴らしい!

<素晴らしい!>
飯豊本山とその先左手には大日岳。
かなり遠く見えます。

飯豊本山

<飯豊本山>
少し下った所からの一枚。

飯豊山頂 標高2,105.1m

<飯豊山頂 標高2,105.1m>
左手にはこれから向かう大日岳。

一等三角点

<一等三角点>

静かな山頂

<静かな山頂>
セルフタイマーで。

左ピークが大日岳

<左ピークが大日岳>
雲行きが怪しくなってきました。

大変でーす!

<大変でーす!>
ハートが裂けていました。
足元を注意して登ると、必ず確認できます。
皆さまお楽しみに! (^^

道しるべ

<道しるべ>

御西小屋と大日岳

<御西小屋と大日岳>
御西岳付近からの一枚です。

御西小屋

<御西小屋>
長い道のりで、やっとの到着です。(^^ )

チングルマたち

<チングルマたち>
小屋からはけっこう下ってきました。
この後登りが待っています。

山頂はまだ見えてます

<山頂はまだ見えてます>
山頂はまだ良い天気みたいです。
ガスが出る前にと焦りますが、遠くて!高くて!

大日岳山頂 標高2,128m

<大日岳山頂 標高2,128m>
やりました!
12時前でした。
静かな山頂でセルフタイマーでの一枚です。

もう一枚

<もう一枚>
さあ、これからが大変です。
おにぎりを頬張り、直ぐに下山開始となります。
時間が無いのでゆっくりできません!

ミヤマリンドウ

<ミヤマリンドウ>

テント場

<テント場>
帰り際に写した本山小屋のテント場です。

下り道での一枚

<下り道での一枚>
登りは夢中でしたが結構危ない所かも知れません。

チングルマをもう一枚

<チングルマをもう一枚>
可憐です!
本日一番のお気に入りです。
本当に良い時期に訪れました。

三国避難小屋

<三国避難小屋>
小屋が見える所まで下りてきました。
小屋に着くと16時半を回っていました。
宿泊の皆さんが語り合う声が楽しく聞こえました。
小屋の前で、たまたま小屋の方とお会いできまして、大日岳まで行ってきたことを お話ししました。
百名山完登の方は11時過ぎには下山したとのことでした。
さて、これからが大変です!
小屋の方にお礼を言って、直ぐに下山に取り掛かります。

下山しながら

<下山しながら>
下りも気を付けましょう!
けっこう、長くて急な岩場です。

水場まで下りてきました

<水場まで下りてきました>
朝は通り過ぎましたが、喉が渇き冷たい水で喉を潤しました。
自然って、有難いです!

地蔵水場道

<地蔵水場道>
倒れた道しるべ。
朝撮りましたが、もう一度撮ってしまいました。

登山道

<登山道>
獣の食事跡だと思います。
タケノコの皮が散らばっていました。

道しるべ

<道しるべ>

登山道

<登山道>
えぐれた登山道をひたすら下ります。
日が暮れ始め、暗くなってきました。

上十五里

<上十五里>
暗くなってきました。
いつもお昼ころには登山口に下りるのですが、こんなの初めてです。
暗くなっての登山道はとても寂しいものです。

中十五里

<中十五里>
一本道なので心配ありませんが、真っ暗な山の中は心細いです。

下十五里

<下十五里>

案内板

<案内板>
朝写しました。

御沢

<御沢>

車止め

<車止め>
駐車場に到着し、ホッとしました。

登山口の看板

<登山口の看板>
19時を回っていました。
チョット欲張り過ぎた山行でした。
やはり山は明るいうちに下るものです!!
次回からは注意します。
それにしてもよく頑張りました。
歩いた距離は34.5Km、16時間の山旅でした。


コースタイムと登山ルートなど

登山口       3:15
御沢小屋      3:30
長坂        4:30
横峰        5:00
地蔵山尾根     5:30
三国小屋      6:10~6:20
種蒔山       7:10
切合小屋      7:30
草履塚       8:10
姥ノ前       8:25
飯豊山神社     9:20
飯豊本山頂上    9:30~9:35
駒形山       9:45
御西岳       10:20
御西小屋      10:25
大日岳       11:40~11:55
御西小屋      12:50
飯豊本山頂上    14:05
飯豊山神社     14:25
草履塚       15:15
切合小屋      15:40
三国小屋      16:40~16:45
地蔵山尾根     17:25
長坂        18:15
御沢小屋      19:00
登山口       19:15

断面図

ダウンロード


3Dコース

川入から飯豊本山と大日岳を日帰り
 ※マウスホイールで縮小、右で移動

3D画像 3D画像

出典:地理院地図(電子国土Web)
https://maps.gsi.go.jp/



今回の情報

◆場所:飯豊本山と大日岳を川入登山口から
◆距離
 水平距離:34.50km
 沿面距離:35.53km
◆高度
 最高高度:2123m
 最低高度:512m
◆獲得標高
 上り:2599m
 下り:2556m
◆日時
 2017年9月9日
 03:18:48 ~ 19:15:04
◆所要時間
 経過:15時間56分16秒
 移動:13時間34分35秒
◆平均速度
 全体:2.23km/h
 移動:2.55km/h


お気に入りの4コマ

ハクサンコザクラ トリカブトと大日岳 裂けたハート チングルマ

ハクサンコザクラ トリカブトと大日岳 裂けたハート チングルマ
 


感想

これまでになく頑張りました。
ネットで調べて、飯豊本山までの日帰りに挑戦しようと決めていました。
が、
三国小屋の方の有難いお言葉で、大日岳を是非とも踏みたくなり、少し無茶かと思いましたが行ってみました。
天気が良くて最高の山旅でしたが・・・
ポカリは多めに持参したつもりでしたが、熱さによる渇きで相当消費し後半は大変でした。
切合小屋の水、その後には地蔵水が有り救われました!
地蔵水で欲張り、冷たい水をペットボトルでザックに確保したところ、ザック内が結露でびしょ濡れになりました。
渇きに対し甘く考えておりました。
次回からは飲み物の量にも気を付けます。 (^^;

inserted by FC2 system