笹山~広河内岳を奈良田から日帰り周回

2022.08.19
白峰南嶺の笹山から広河内岳までを
奈良田から周回いたしました。

こちらの山域は南アルプス国立公園の指定を受けていますが、
稜線上に小屋は無く、3,000m級の山が無いためか
訪れる登山者は少ないとのこと。

テントを背負って行くのもなんなので
日帰りに挑戦してみました。


幕開け

<幕開け>
今回は西山ダムの奈良田湖に架かる吊り橋からのスタートです。

笹山登山口

<笹山登山口>
吊り橋を渡り左に折れ奥に進み、こちらから入山します。

手すり完備

<手すり完備>
急斜面でのつづれ織りでは、谷側に手すりが有るので安心でした。

道しるべ

<道しるべ>

ここまで

<ここまで>
ナイトハイクで頑張りました。

朝焼け

<朝焼け>
分厚い雲から頭を出す富士山。
この後も日本一を見失うことは有りませんでした。

朝日

<樹々のすき間からこぼれ落ちる>
待ちに待った朝日です。

いきなり

<いきなり>
笹山のモルゲンロートです。

北岳

<北岳>
とんがってます!

引き寄せると

<引き寄せると>
こちらもモルゲンっぽい。

期待通りの一日になりそうです。 (^^v

笹山に到着

<本日最初のピーク>
笹山 2,717.6mに到着です。

笹は無いのに笹山とは
これいかに?

木々に覆われ眺望こそありませんが
山梨百名山の名にふさわしい、ふところの大きさに感動いたしました。

ってか、延々づづく急登に恐れ入りました!
(^^;

失礼して

<失礼して>
誰もいない山頂を独り占め!

笹山北峰

<つづきまして>
塩見岳と蝙蝠岳をバックに、笹山北峰2,733mとなります。

360°の大展望に無我夢中!

塩見岳

<塩見岳のアップ>

富士山

<いつもの>
富士山ドーン!

稜線を一枚

<これから行く>
広河内岳までの稜線を一枚!

遠くにナンバーツー
北岳を確認することができます。

笊ヶ岳

<こちらは>
先月お邪魔した、笊ヶ岳。

左が小笊。
右が布引山になります。

山並み

<左から>
上河内岳、千枚岳、東岳、中岳となります。

パノラマ

<パノラマ>
塩見から蝙蝠までの稜線。
一度行ってみたいものです!

この先長いので、先に進みます。

モフモフ

<これなに?>
モフモフした大群。
苔だろうか?

振り返る

<振り返る>
白河内岳の手前まで来て、振り返ります。

左のピーク笹山と笹山北峰(黒河内岳)の一コマです。

白河内岳

<白河内岳 2,813m>
山頂に到着です。
バックに富士山で決めてみます。

北に目をやると

<北に目をやるとー>
今日来て良かった感の一コマになります。
(^^v

少し引いて

<少し引いて>
右から北岳、隣が農鳥岳、左に間ノ岳と西農鳥岳。
手前の大きなのが、これから向かう広河内岳になります。

大籠岳

<オットー>
その前に忘れてはならないのが
こちらのピーク。

そう、大籠岳(おおこもりだけ・おおかごだけ、どちらが本当なの?)です。

大籠岳

<大籠岳 2,767m>
到着です。
同じ構図での一枚。

失礼して

<失礼して>

稜線

<この後向かう>
広河内岳へつづく稜線。

素敵でしょっ!

北岳

<凄いでしょー!>
この角度。

北岳を引いてみました。

パノラマ

<パノラマ>
中央左が南駒ヶ岳、中央右が空木岳になります。

パノラマ

<パノラマ>
中央にデンと構える塩見岳、左に蝙蝠岳。
その左後ろに中岳と東岳(悪沢岳)。

南アルプスらしいスケールの大きさが、お分かりいただけたでしょうか?

鳳凰三山

<鳳凰三山>
中央が観音岳。
左が地蔵ヶ岳、右が薬師岳です。

赤岳と阿弥陀岳

<その左に>
赤岳と阿弥陀岳。

コゴメグサ

<足元には>
可愛いコゴメグサ。

広河内岳

<そして最後のピーク>
広河内岳 2,895mにやって来ました。

お決まりの

<そしてお決まりの>
何度もすみません。
何しろ今回ピークが多すぎてー

恵那山

<恵那山>

乗鞍岳

<乗鞍岳>

槍ヶ岳

<槍ヶ岳>

広河内岳

<大門沢下降点まで下り>
広河内岳を見上げた一コマです。

大門沢下降点

<大門沢下降点>
慰霊の鐘。

大門沢小屋

<大門沢小屋>

渡渉1

<渡渉1>

渡渉2

<渡渉2>

渡渉3

<渡渉3>

渡渉4

<渡渉4>

渡渉5

<渡渉5>
増水時は怖いかも!

吊り橋

<吊り橋>

もう一つ

<もう一つ>

駐車スペース

<ゲート前の>
駐車スペース。

何とか無事下山できました!

第二駐車場

<奈良田に戻り>
第二駐車場。

吊り橋

<朝渡った>
吊り橋。

看板

<看板>

広~い

<広~い>
第一駐車場。

例の

<そして例の>

最後に

<最後に>
広河内岳の山頂から、 本日歩いた稜線をお届けしておきます。
右から左へ歩いてきました。
見事でしょっ!


コースタイムと登山ルートなど

駐車場    23:50
登山口    0:10
笹山     5:50~5:55
笹山北峰   6:00~6:05
白河内岳   7:15~7:20
大籠岳    7:55~8:05
広河内岳   9:30~10:05
大門沢下降点 10:30~10:35
大門沢小屋  12:20
ゲート    14:30
奈良田    15:05
駐車場    15:15

断面図

ダウンロード


3Dコース

奈良田から日帰り周回
 ※マウスホイールで縮小、右で移動

3D画像 3D画像
出典:地理院地図(電子国土Web)
https://maps.gsi.go.jp/

ぷち動画


※最新のブラウザが必要です



今回の情報

◆場所:白峰南嶺
◆距離
 水平距離:26.25km
 沿面距離:28.30km
◆高度
 最高高度:2888m
 最低高度:811m
◆獲得標高
 上り:2437m
 下り:2437m
◆日時
 2022年08月18日~19日
 23:50:52 ~ 15:17:05
◆所要時間
 経過:15時間26分13秒
 移動:11時間30分12秒
◆平均速度
 全体:1.83km/h
 移動:2.31km/h


お気に入りの4コマ

朝焼け 笹山 北岳 広河内岳

朝焼け 笹山 北岳 広河内岳
 


感想

山梨百名山の笹山!
大籠岳・広河内岳を
奈良田の第一駐車場から日帰り周回いたしました。

第二駐車場は水洗トイレ完備で、出来れば!
っと思いがちですが
とても狭いので、運の良い人だけが利用できると考えて下さい。

それに比べ、第一駐車場と言えば
女性の香水ならまだしも
田舎の香水で・・・ (^^;

そんな事はさて置き、どちらも無料です。

さて今回の笹山は、笊ヶ岳でお世話になった方のおすすめの山で
是非挑戦したいと考えていました。

午前中の稜線歩きを目指し、ロングコース&午後のガス、そして足の遅さを考慮して
いつものナイトハイクで対処しました。
ナイトハイクと言えば、剱岳の日帰りを思い出しました! (^^

奈良田から笹山へのダイレクト尾根、そして広河内岳まではバリエーションルート!
とは言え、樹林帯の中ではピンクテープ
また、森林限界では黄色のマ―キングが威力を発揮し
道迷い無く歩くことができました。

先人のお骨折りに、ただ々感謝です!
m(_ _)m

こちらのルートの危険な所と言えば
何と言っても、登りの樹林帯での道迷い
更には、下山時に歩くことになる谷沿いの急斜面!
そして渡渉です。

前回使った大門沢ルートは、今回下りで使うことにいたしました。
なぜなら
暗闇での渡渉は大変危険ですし、流水の爆音はぶきみな悪魔のささやきにさえ聞こえるからなのです! (^^;

登りはきついですが、皆様にも時計回りをおすすめいたします。

今回の山行、メインイベントは
何と言っても、好天での稜線歩きにつきます!
是非ともピンポイントの晴天選びを徹底してください!
それから、晴れてても稜線上は風が強くとても冷たいので、その辺も心置き下さい。

それにしても、南アルプスらしい
心躍る稜線歩きに終始大満足の一日でした! (^^v

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