甲斐駒ヶ岳の黒戸尾根を日帰りピストン
2022.06.29
甲斐駒ヶ岳を「日本三大急登」の一つである黒戸尾根を使い、日帰りピストンしました。
登山口の竹宇(ちくう)駒ヶ岳神社から山頂までの標高差はなんと2,197m。
登りの標準コースタイムは9時間30分で、もろに体力勝負となります。
深田久弥が「日本アルプスで一番つらいルート」として紹介しています。
どうです?
あなたも一度 (^^v
<登山口>
駐車場の奥に登山口が有ります。
<登山ポスト>
<竹宇駒ヶ岳神社の境内>
どこへ進むか迷います。
<そして発見>
左手に進むと吊り橋が有ります。
<道しるべ>
吊り橋を渡っていよいよ入山です。
甲斐駒黒戸尾根登山道に進みます。
<朝日>
お日様が出てきました。
<笹の平分岐点>
甲斐駒ヶ岳
ここから7時間ですよー!
<八丁登り>
すっかり明るくなり、歩きやすくなりました。
<本日最初の>
富士山ドーンです!
<そしてこちらは>
鳳凰三山となります。
<その>
オベリスク。
尖がってるなー!
<富士山と広がる雲海>
下界は曇りか?
<刃渡り>
左右が切れ落ちてます。
<振り返ると>
八ヶ岳と蓼科山。
<刀利天狗>
<見えた!>
手前右のピークが屏風岩、左のピークが八合目御来迎場、そして中央が甲斐駒の山頂らしいのです。
<祠>
屏風岩の手前に祀られています。
<その祠の右手>
長い梯子を登って行きます。
<木の橋>
わたります。
左に手すりが有るので大丈夫です。
<垂直な梯子を見上げる>
クサリも添付されています。
<七丈小屋>
到着です。
<七丈小屋入口>
受付は10m先とあります。
<その受付>
は、こちら。
<受付前の水道>
「おー!」
冷たい水が惜しげも無く垂れ流し状態。
これにはビックリ!
そう言えば、鳳凰山にもあったっよなー
こんな水場。
ありがたいよー!
まるで、砂漠で見つけたオアシス状態!
<先へ進むと>
七丈第二小屋があり、その右手を更に登って行きます。
<ほどなくして>
テント場が二ヶ所ほど有ります。
流石にまだお客さんはいませんでした。
<最初に見上げた1本の剣>
<その上から見下ろすと>
こんな感じの所です。
<八合目御来迎場(ごらいごうば)>
到着です。
<よく見かける一コマ>
へこみを使いクリアします。
<ツガザクラ>
小さな花が咲いていました。
<2本の剣が刺さる大岩>
こちらも良く見かけます。
バックには鳳凰三山と富士山。
<少し登って見下ろす>
右側の剣には、まあるい「つば」が確認できました。
こちらの大岩には登れないそうです。
ってか、そんな気持ちも無いし余裕が有りません!
先を急ぎます。 (^^;
<イワカガミ>
沢山咲いていました。
<小さく>
山頂の祠が見えてきます。
<駒ヶ嶽神社本社>
<そこから見上げる>
甲斐駒ヶ岳山頂です。
<道しるべ>
「駒津峰を経て北沢峠 3時間」とあります。
正面には北岳と間ノ岳が仲良く鎮座します。
農鳥岳は恥ずかしいのか、間ノ岳の後ろに隠れていて姿を見せません。
その右手には、塩見岳も確認出来ました。
前回来た時は北沢峠にテン泊し、甲斐駒と仙丈を登りました。
仙丈ケ岳の山頂では、御嶽山の大噴火を目の当たりにし、悪夢なら覚めて欲しいと願いました!
実は、大噴火の3週間前に
御嶽山
の頂上に自分の姿が有ったのです。
∑(ʘдʘ)!!
<こちらは>
山頂に有る祠です。
上出来の天候に感謝です!
<山頂の一等三角点>
思わず、タッチ!
<甲斐駒ヶ岳 2,967m>
山頂に到着です!
えっ!
右下に小人?
ではなくて~
たんなる人影(笑)
<そして>
おもむろに
プシュッ!
「おー」
いつもの良いおとだ~!
八ヶ岳と乾杯!
「まずっ!!!」
登山道の残雪を考慮し、ザック内で散々温めてきた麦ジュウスなのです。
麦茶の方が絶対うまい!
仕方ありません。
登山道から雪渓まで下り、ジュースを冷やす勇気が有りませんでした。
(^^;
<記念写真>
です。
三脚を使いセルフタイマーでの一コマ。
バックには仙丈ケ岳!
真っ青な空に、吸い込まれそうです!
<鳳凰三山とその後ろに日本一>
<こちらは>
北岳と間ノ岳のツーショット。
<そして>
仙丈ケ岳の一コマ。
<でもって>
中央に塩見岳。
そのバックに赤石岳。
<パノラマ>
北岳と間ノ岳その右手に、東岳、赤石岳、そして塩見岳。
<パノラマ>
仙丈ヶ岳
<パノラマ>
八ヶ岳と蓼科山
<乗鞍岳>
<槍ヶ岳>
<御嶽山>
<眼下には>
摩利支天。
<日向山>
だろうか?
<木曽駒ヶ岳>
その左には、おできのような宝剣岳。
しまった!
空木岳を撮り損ねた。
いつまで見てても切りがありません。
(うん、わかるわかる!笑)
明るいうちに降りたいので、そろそろおいとまします。
(^^;
<ハクサンイチゲ>
年を取った私のようで、多少しみが入っていました。 (^^;
<残雪>
下の方に冷蔵庫がありました。
残念!
<帰り際>
上のテン場に一張り。
<下のテン場に>
二張り確認できました。
<下りの>
刃渡り。
<吊橋>
ここからは、暗かった朝の分を載せました。
<看板>
<吊橋と看板>
<登山口>
<無料駐車場>
<トイレ>
新しくて清潔でした。
コースタイムと登山ルートなど
3Dコース
甲斐駒を黒戸尾根を使い日帰り
※マウスホイールで縮小、右で移動
出典:地理院地図(電子国土Web)
https://maps.gsi.go.jp/
ぷち動画
※最新のブラウザが必要です
今回の情報
◆場所:甲斐駒ヶ岳(黒戸尾根)
◆距離
水平距離:20.72km
沿面距離:22.84km
◆高度
最高高度:2964m
最低高度:765m
◆獲得標高
上り:2394m
下り:2395m
◆日時
2022年06月29日
02:52:36 ~ 17:40:10
◆所要時間
経過:14時間47分34秒
移動:10時間43分49秒
◆平均速度
全体:1.54km/h
移動:1.94km/h
お気に入りの4コマ
ツガザクラ 2本の剣 イワカガミ 祠
感想
暗いうちから、暗くなるまで
私は足が遅いので・・・
足はボロボロ!
おまけに紫外線で顔もぼろぼろ!
年寄りの私にはキツイ修行と相なりました! (^^;
何度かくじけそうになりましたが、何とか頑張ることが出来ました。 (^^v
こちらのコースは評判通りの急登で、危険個所も数多く点在しています!
特に気を付けたいのは、小屋あたりからの急な岩場で、気を許すとあの世行き
まず、間違いありません!
でも、達成した充実感はひとしおなのですー!
だからこそ、止められません!(^^v
本当は命を失う前に、足を洗いたい(臭い)のですがー (笑)